メッセンジャー専用端末「Z2」
メッセンジャーを使用したことがある人は日本にはどれくらいいるのだろうか。日本ではMSNメッセンジャーが560万人(2007年5月)Yahooメッセンジャーは非公開だがMSNより多いのではないかと推測する。米国では数億人のIDが発行されており、日本よりもユーザー数は多い。
メッセンジャーはブラウザではなく、インストールするネットワークソフトを使って、チャットを中心としたコミュニティを主に形成する。mixiなどのコミュニティサイトと形態的には似る。人とのつながりをコンテンツの中心に沿え、Yahooが検索サイトとしての認知を得た後、ユーザーを増加させた牽引力にもなった。メッセンジャーで提供されるサービスは基本的にそのポータルへと誘引される。Yahooメッセンジャーであれば、Yahoo ! Japanのサービスを使うからだ。日本では携帯電話でのサービスが若年層を中心に独自に進んだ様相を呈し、米国ほどのメッセンジャー文化にはなっていない。
そのメッセンジャー先進国である米国ではメッセンジャー専用端末「Z2」が発売されている。端末はAOL、Yahoo、MSNといった御三家のメッセンジャーに対応し、画面には友人リストが表示され常にログイン状態を確認できる仕様になっている。接続はホットスポットなどワイヤレスでのネットワークアクセスで行う。またオーディオプレーヤー、写真ビューアとしての機能もそなえる。
日本ではコミュニティサイトといえばご存知mixiの急進ぶりが目立つ。mixiにはチャット機能はいまのところ無いようだが、新規ユーザー、ログイン率をさらに獲得してゆくためには、チャット機能をいづれ追加しなければなるまい。その末に見えるのは、mixi専用端末の発売なのかもしれない。amazonとkindleの関係と同じく、人およびコミュニティをサービスとして持つサイトは、アイデア次第ではハードウエアとの融合も可能である(たとえば、端末ログインIDには特典的なサービスを提供するなど)。
