乾電池はパソコンで創る - ライフハックな時代
乾電池の国内需要は14億個と言われている。これをしっかりリサイクルすることができているかといえば未だそのような現状には無いと思われる。ある発展途上国では、使用済みの単三を海にそのまま廃棄しているという話も聞く。消費社会のメカニズムは汚く、醜いものへと行き着いている感がある。単なる環境保護とか規範では、消費者は動かない。ライフハックとかシンプルライフといった考え方がトレンドの一つとして台頭してきたことは、世界規模での必然なのかもしれない。書籍や雑誌の表紙でもシンプルな蛍光色を使ったものの方が単純に目立つものより、好まれる傾向にある。iPodに代表されるapple社の企業イメージも「シンプル」を打ち出しているのが間違いない。流行に敏感なデザイナーたちには共通して「シンプル」なデザインがベースになっている。乾電池があちこちに転がるような部屋や町は環境問題としてではなく、趣向として敬遠されるのである。Moixa Energy Ltdは、USB充電による乾電池「USBCELL」を開発・販売している。ノートPCにこれをUSBで差し込んで充電しておけば、そのまま単三電池として使える。強いて言えば、もう少し乾電池のデザインを考えて欲しかったかなとは思うのだが。

