2008年2月アーカイブ

Egoは、イタリア製レザーにスワロフスキーを散りばめたノートPCを限定品で発売する。まあ、ノートPCではあるが、持ち歩かずに家で使った方が慎ましいという意見もあるだろう。

リリースには下記のようにある。

Not only the outside will conquer her heart, the matching metallic inside will even be harder to resist.

ATLAS翻訳ソフトでは、極めてミリタリー的に下記のように。

「外部だけが彼女の心臓を征服しないで、中の金属のマッチングはさらに抵抗しにくいようになるでしょう。」

戸田奈津子的には。

「そのキュートなハート型の外観だけでなく、調和のとれたメタリックな内部までもが彼女のハートを射止める役割を果たします。」

http://www.tulip-ego.com/

911事件の副産物として生まれた米国愛国者法と金融における反テロ法が成立した。これらの法律で令状無くして電話やメール、金融取引の記録を政府が利用できるようになった。モンテスキューが提唱し、現代まで民主的な国家システムの基礎を確立してきた三権分立が、世界を代表する国家で崩されたことになる。世界の警察、世界の倫理を自負する国家自ら、これを破ったことの影響は、「規範意識の劣化」という潜在的な感覚を市民レベルまでばら撒いてしまったように思われる。その影響が、日本にも影響してきていると考えるのは穿った見方だろうか。三面記事に凶悪な事件が増えていることとの因果関係は三段論法なのかもしれないが、政治に「徳」が重要であることは間違いあるまい。

ePad-i.d.は、それら法律に対応する機器としての触れ込みで、金融における認証の仕組みとして従来の暗号形式のやりとりでは足りないケースで使用される機器。従来利用されている暗号形式では、個人を特定しなくても、番号さえ知っていれば誰でも金融を利用できる。VISAカードなども番号だけ知っていれば物を買ったりできるし、マネーロンダリングもできる。その端末に入力している人間が誰であるかを問わない。反テロ法では、指紋や電子署名も要求することによって、個人を完全に特定した上での金融を促進する。ePad-i.d.は、指紋認証と署名を記録し、それと一致するかどうかを判定するソフトも提供する。$399.00。

http://www.interlinkelectronics.com/esign/products/epad/epadid.html

トランスフォーマーという映画がスピルバーグによって先ごろハリウッド映画として公開されていたが、もともとは日本の玩具メーカー「タカラ」のミクロマンやダイアクロンシリーズをバービー人形などを手がけるアメリカのハズブロ社が「TRANSFORMERS」としてアメリカで売り出していた玩具。映画のトランスフォーマーのキャラクターデザインも日本のタカラトミーからの協力を得ているという。映画では、トラックやレーシングカーがロボットへと変化していくわけだが、「The New Transformable LapDawg™ X4」は机の形を変化させることによって、様々な用途向けのデスクへとトランスフォームする。

足の部分を延ばすだけというような安易な変形ではなく台座の部分の変形も含めて、かなり多種多様な変化をするのが特徴であり、サイトには使用例として、Bed Desk、Bed Tray、Breakfast Tray、Laptop Stand、TV Tray、Strength Showcase、Writing Desk、Lap Deskが挙げられている。仮に映画のトランスフォーマー並みにITを取り入れるとして、リモコンでこの8つの動作を制御できるようにしていただければ、それはそれでまた遊び甲斐があるのかもしれない。

http://www.lapdawg.com/

2.4GHz USB Wireless Finger Mouseは、無線を使った指輪上のマウス。キーボード上からさして手を動かすことなくマウス操作、右・左クリック、スクロール操作を可能とする。特にマウスを常設しないノートPCを意図して製作されているようだが、腕を磨けばデスクトップでも有効に使えそうだ。強いて言えば、デザインが多少チープ感あり。重厚且つ高級感あるシルバーリングでこれを達成するともう少し受けがよさそうである。

http://www.usbgeek.com/prod_detail.php?prod_id=0766

ASUSのOC GEARは、コントロールをひねるだけでグラフィックカードのGPUやメモリーのオーバークロックを可能とするデバイス。オーバークロックとは危険を覚悟でクロック周波数を上げ性能を上げる行為のことで、車でいうとターボだったりニトロ燃料噴射システムのような「自己責任でハイウェイ滑走」だと思っておいてもよい。従来グラフィックカードのオーバークロックはソフトウェアやドライバ、レジストリをいじって変える人もいたが、今回のデバイスでは使用するアプリケーションやゲームなどグラフィックの負荷に応じて摘みをひねれば高性能をたたき出せるという。

これもある意味アップル戦略と同じくユーザーインタフェースが商品価値を作り出す製品。アメリカのローランド・ホールが提唱した消費者行動の仮説「AIDMA理論」(Attention (注意)→Interest (関心)→Desire (欲求)→Memory (記憶)→Action (行動))で最も荒削りに重要なのはAttensionであり、ユーザーインタフェースはAttensionマターである。

http://www.asus.com/news_show.aspx?id=9901

ASUS EAH3850 OC GEAR

クヌギやカエデなどの樹木が覆い茂る自然の中で育ったことがある人なら、様々な蜂の巣を見たことがあるのではないだろうか。スズメバチ、アシナガバチ、クマンバチ。いずれも、昆虫の中では極悪といっていいほど人相の悪い虫である。これらが生息する巣は、いずれも人間に不快感を与える。遺伝子の中に記憶をメモリする物質があるとしか思えないほど明確で、先天的な嫌悪感である。

「Warrior XXtreme」はゲーマー用に特化されたキーボードで、蜂の巣が二つ配置されているような円形のキーボード。左は特にゲーマー用に特化されており、ほとんど文字の羅列に意味はなさそうである。右の円は「QWERT」の配列ではあるが、「YUIOP」の配列が「ZXCVB」の配列の下に並ぶ。つまり右手を左右にずらさない配列。写真を見るにゲームキーボードの代名詞ともいえるブルーが円形のキーの隙間から浮かび上がり、宇宙の遥か彼方からやってきた蜂の巣のようではある。

http://www.wolfkingusa.net/index.php?option=com_content&task=view&id=12&Itemid=12

ネオン表示可能なこのUSBプレートは、USBでPCに接続して8つのメッセージを登録しておくことができる。一つのメッセージは253characterまで。各メッセージに左、右、上、下、静止、点滅と動きをつけることも可能だ。バッテリーが付いているので、パソコンとは離れた部屋の扉に貼り付けておいてもいいだろうし、ヤンキー系なら車のミラーや車体後部に付けておいても、それなりに情緒があるだろう。こういう製品をオリジナルで自分で創りたい場合にはここが参考になりそうだ。LCDにCPU使用率とメモリ使用率を表示させるなどということも実践している。

http://www.usbgeek.com/prod_detail.php?prod_id=0598

たとえちっちゃなヘリコプターでもいい操縦してみたい。こんなことを思う人は多い。人生の中で自分の操縦する航空機器で飛びまわれる人はごく少ない。桂文珍はこの夢を達成した数少ない人物の一人ということになる。幼少のパイロットの夢を約40年かけて達成、自家用航空機操縦士免許を取得し、セスナ機を購入。セスナ通勤を実現している。

それは難しい。という方は、フライトシミュレーターソフト+「Dreamflyer」という手ならば、可能性は高まる。あくまでバーチャルではあるが。Dreamflyerは、スクリーン上に映し出される視点と連動した重力状態を体現できるという。USB接続でPCと連動させて使用する。

http://www.mydreamflyer.com/dreamflyer.html

ASUSの格安ノートPCに対抗すべくeverexが399$で発売するのが「CloudBook」。9インチ、2ポンド、5時間。Googleのアプリケーションを日常的に使うことを前提に開発されている「gOS」(Ubuntuベース)を搭載する。GmailやMaps、News、カレンダーなどGoogleアプリを中核に備えるユーザーにとってはgOS自体が魅力だろう。GmailやGoogleカレンダーを使用していれば、Googleのサーバを介して連携することになるので、ローカルで同期を図る必要も無い。毎度のことながら、オープンソースという発想はダンピングに抵触しないのだろうか。

Additional Preinstalled and Linked Software

Mozilla Firefox, gMail, Meebo, Skype, Wikipedia, GIMP, Blogger, YouTube, Xing Movie Player, RythemBox, Faqly, Facebook and OpenOffice.org 2.3 (includes WRITER, IMPRESS, DRAW, CALC, BASE)

Hardware Specifications

1.2GHz, VIA C7®-M Processor ULV, 512MB DDR2 533MHz, SDRAM, 30GB Hard Disk Drive, 7" WVGA TFT Display (800 x 480), VIA UniChrome Pro IGP Graphics, VIA High-Definition Audio, 802.11b/g, (1) 10/100 Ethernet Port, (1) DVI-I Port, (2) USB 2.0 Ports, (1) 4-in1 Media Card Reader, (1) .3MP Webcam, (1) Headphone/Line-Out Port, (1) Microphone/Line-In Port, (1) Set of Stereo Speaker, (1) Touchpad, (1) 4-Cell Lithium-Ion Battery

http://www.everex.com/

ゲームウオッチ。任天堂が世界初の携帯型ゲームとして開発した機械。「オイルパニック」、「ポパイ」、「パラシュート」。このあたりのゲームをよく小学校でやっていた。先生に見つかっては没収されるが、校内の富豪小学生がそれでもめげずに買っては、学校に大量に持ってきていたものだ。このゲームウオッチのヒットが任天堂のファミコンへとつながっていく。その意味では、現在の任天堂のルーツであるといっても過言ではない。

左右両手で筐体を掴み、親指で操作するこのスタイルは、iPhoneのフィンガータッチに引けをとらないほど人間工学に基づいた出来の良い操作性を与えてくれる。Wibrain B1Eは、いままであまりお目にかかっていないこの、ゲームウオッチスタイルをインターネット端末に持ち込んだノートPC。526gの軽量性、左右に分配されたキーボード配列、真ん中に配置されるタッチスクリーンにも対応する1024×600の液晶。上部にはWebcamが搭載される。OSはWindows XP。Blue ToothやWLANにも対応。価格は10万くらい。CPUはVIA C7M ULV 1.2 GHz。メモリ1G、HDD60GB。

http://www.wibrain.com/products/main.php?Top_Class=A

コンポといえば、左右のスピーカーに挟まれてアンプやラジオやCDなどのシステムが縦に聳え立つシステム。1990年代あたりには、これを競い合って自慢していたスタンドバイミーな中高生が結構いたと思う。部屋の明かりを消してコンポの電源をいれると躍動するデジタル表示の液晶が「ラジオ」や「CD」に生命を吹き込んだような新鮮な感覚があった。最近のコンポでは7インチのディスプレイにTVやDVD再生機能を持たせながら、ゲームも組み込んである。なんとなく、古き良き時代の「コンポ」のイメージが喪失気味ではある。149ユーロ。

http://www.elonexdirect.com/product-6451.wtl

willcomeのPHS端末「advanced es」にはデフォルトで名刺リーダーが付いている。最近の携帯にはこの手の機能が付いている。名刺を端末のカメラで撮影すると、名刺の名前や住所、電話番号をテキストデータに変換して端末に登録してくれる。従来、名刺の管理は専用のカードフォルダーに入れて管理するものだったが、これをデータ管理にするとライフハック、若しくは営業ハックになる。テキストデータにすれば、検索機能が使える。いちいちペラペラとカードフォルダーをめくる必要が無い。また、顧客管理をデータで行えるというメリットがある。ちょっとしたメモ。電話での感触、アポイントの情報なども付加させることもできるだろう。「名刺」というテーブル軸での一元管理が可能となる。

MySQLなどのDB操作が得意な人なら、名刺リーダーで読み込んだテキストデータをCSV書き出し→MYSQL読み込み、を行うことによって更なるハックが可能となる。名刺の名前をテーブルに「時系列」、「A-E評価でのクライアントの感触」、「予算額」、「予算改定月」などなど。時系列順、予算額順、予算改定月順などに名刺データをソートすることもできる。戦略に合わせた効率的なアポイントも可能になるだろう。Cardscan Executiveは、名刺専用のスキャナーでOutlookやiPodの住所録などへの取り込みを行ってくれる。PCからPDA端末、iPod Touchなどに名刺データを取り込みテキスト化することが可能となる。199$。

http://www.widget.com/products/ProductDetail.asp?productCode=CSA08180&topGroupCode=SP&subGroupCode=BCR&productName=Cardscan%20Executive%20V8

スマートフォンに届くメールはごくプライベートの情報であり、普段は知り合いからの何気ないメールや他愛の無い挨拶程度のやりとりがもっぱらである。ワシントンへの出張中、契約交渉の朝。職場の同僚からスマートフォンに届いたメールは、そのファイルサイズを含め、異なる様相を呈していた。「緊急事態だ。そちらに渡してある契約書を新しいものに差し替えろと上からの命令だ。しかも社内のサーバがダウンしていて、FAXもインターネットも使えない。携帯に契約書の差し替えデータを用意したのでそちらで何とかしてくれ。」

こんな時にでも迅速に対応できるのがPRINTSTIKのPS910。スマートフォンやPDAからもBluetoothを使ったワイヤレス通信でデータをその場でプリントアウトできる。分速3page。もちろんノートPCにも対応する。299$。

http://planon.com/printstik.php

同社では初のスライド式携帯端末「X1」。見た目もまあかっこいいし、タッチパネルにも対応しているようだし、Windows MobaileなのでOutlookでのスケジュール管理などもできるのでそれなりにいいとは思うのだが。2008年の後半から使える地域もあるという。やはりiPhoneやiPod Touchが既に存在していることを鑑みるに、インパクトは薄い。

昔、Sony商法と松下商法という言葉をよく聴いた。「Sonyは新しい商品を出すが失敗もある。松下は新しい商品は出さないが手堅い商品を構築する。」この二者択一を持ってSonyか松下を選択するのは、抽象化された話である。より論理的な目的遡及を行えば、

A.Sonyは新しい商品を出す。

B.Sonyは失敗もある。

C.松下は新しい商品を出さない

D.松下は手堅い商品を構築する。

の4つの因子に分解される。おそらく最も目的に適うのは、A.D.の組み合わせである。そんなことは当たり前だ。これもよく耳にする。ただ大事なのは勝手に頭の中で二者択一の条件を作り出していないか?と検証すること。確率を出すのに分母を限定していないか?を検証することだ。サイコロの目の確立を六分の一と断定できるのは、分母が六であることがある程度、明白だからである。分母を探し出すことを蔑ろにできない。今回のSonyの商品はA.ではなく、D.なのである。

http://www.sonyericsson.com/cws/corporate/products/phoneportfolio/specification/key.MobilePhoneWrapper.X1

「ポケベル」。これを知っている世代、若しくはいつ持っていたかでその人間の年齢がだいたいばれてしまう。ポケベルは非常に短期間に日本を席捲していったからである。小学生時代か中学時代か高校時代か大学時代か。電話しなければならないという非常に鬱陶しい端末だが、今から思うと間接的なやりとりに情緒を感じる人も多いのではないだろうか。はたまた、時代郷愁のためか。

現代米国のポケベルは、これまた時代錯誤のマッドマックスばりに趣を異にする。通話ではない。自分の車が、イカレタジャンキーに攻撃されると知らせてくれる。液晶には、ボンネットが攻撃されているのかドアが攻撃されているのかまで正確に知らせるシステムが搭載される。ボンネットが鉄パイプでこじあけられそうになっていれば、位置を確認しその後方から忍び寄り、とび蹴りを喰らわせることも可能だろう。また、都内でも話題沸騰だった黄色いおじさんたちが、愛車の周りをいやしく這いずり回っても警告してくれるようだ。

http://www.themindfactory.com/Products/MFX/mfx.html

WiFiはiPodTouchやWiiなどでインターネットと通信するための無線LANで、街を歩き回ったり、喫茶店やファーストフード店でこのポイントを発見するとネット通信が快適に行える。筆者は最近、一苦労の挙句、fon(ルータを設置して開放すると無料で使い放題システム)のlinusという称号を得た。fonのシステムでは、linus、BILL、Ailenの三種類の称号が与えられる。linusはLINUXを開発したリーナス・トーバルズから名前をとるもので、自宅の無線ルータを開放すれば、世界中のfonユーザーのWiFiを使える。Billはマイクロソフトのビルゲイツから名前をとったもので、自分のルーターが使用されるとfonから使用時間に応じて金銭が振り込まれる。ailenはルーターを持たずにfonのサービスを買うユーザー。日本ではfonスポットが世界一多い。

Wi-Fi Finderは、これらfonを含むWiFiポイントをわざわざ端末を開くことなく探し出す。ゲージが上がっていればそこにはWiFiスポットがあるとわかるわけだ。ただこのWiFiにはグレーゾーンの法的問題も存在する。インターネット回線を提供するプロバイダーはユーザーが勝手に無線化する権利は有していないというわけだ。しかし、インターネット回線を引いているユーザーは月極の使用料金を払っている。その処分権についてまで口を出すのはいかがなものか。このFONシステムが広まると、産業界の巨人が音を立てて崩れてしまう。NTTをはじめとする通信業界である。携帯電話がWiFiを使ったインターネット電話に取って代わられる可能性があるからだ。携帯電話バブルで膨れ上がったであろうコスト高を削減せねばなるまい。インターネットが既存産業の一部を圧迫していったように、オープンソース的な仕組みがIT業界内部を圧迫しつつあるのは、業界に居る者は誰しもが感じている事実であろう。

http://www.iogear.com/product/GWF001/

Fellowesはシュレッダーを世界規模で展開する企業。シュレッダーの発明者は明光商会前社長の高木禮二氏。1960年にシュレッダーを「紙をうどんのように切る」という発想の元開発したと言われている。現在、同社は企業向けのシュレッダーなどを手がけている。Fellowsは、会社の設立自体は1917年でバンカーズボックスといわれる書類整理用の箱を製造する会社であったが1990年に個人用シュレッダー製品を世界で初めて製造したと言われる。

個人を対象にした製品は、企業ターゲットの製品に比べ、製品アイデアが求められる。同社のシュレッダーのJam Proofシステムは、デジタルライトでシュレッダーの混み具合を電力の消費で判断し、表示する。ゲージが小さければ、その紙が完全にシュレッドされる確率が高まり、ゲージが大きければ要注意となる。これがあるだけで、シュレッダーに張り付くストレスは軽減される。また、手が近づきすぎると、自動的に一旦停止し、離すと再度自動的に開始するシステムも搭載されている。

http://www.fellowes.com

プログラマー、デザイナー、DTP、Excel系事務、etc。ほぼすべてのITに携わる職業人は入力機器にキーボードを必要とする。しかしながら、その基本コンセプトはあらかじめ配列された、若しくは誰か一個人、一開発者が考え出した配列におそらく、数十年の間固定化されてしまっている。その開発者が考え出したキー配列が未来永劫にわたって「史上最良」でありつづけることは不可能だ。なぜなら、業務は細分化し、コンピューターは進化するだろうし、人間も進化するだろうし、資本主義は崩壊するかもしれないし、惑星としての地球も収縮期が始まるかもしれない。「絶対」という言葉は無い。遥か昔、「絶対」という言葉を使うとパリングやスウェーバックでかわす間もなく父親の右ストレートを喰らったのを思い出す。

Enterpad P120は120のキーに自分の好きな機能を持たせることが可能だ。エクセルの業務を任せられている事務職人は、朝出社し、任意のキーを押す。エクセル起動→ファイル読み込み→sumし、その朝の在庫の総量を把握するということも可能なのかもしれない。任意のキーを押すと、photoshop起動→既定フォルダの中にある数百枚の写真データを既定サイズに縮小。こんなこともできるのかもしれない。PCは所有して喜ぶものではなく、どうやって使うか?が問われる時代に入りつつある。

http://www.cedeq.com/enterpad-p120/examples-english.html

Myvuは、iPod Touchなどに収録してあるムービーやmusic video、YouTube映像などを大迫力な巨大画面で楽しむことができるサングラスタイプの機器。従来このような製品は、室内で見ることを前提に作られていたように思うが、iPod Touchとの連携ということもあり、この製品のサイトへいくと、「どんどん街へ出て行こうぜ!」と屋外で使おうというメッセージがサイト上に溢れている。

これをかけて映像を見ながら交差点を闊歩するとは何とも挑戦的な試みだろう。何か安全な対策が打ってあるに違いないと思い、同社のWebを隈なく探すと、製品をかけた時の視野のデモが掲載されていた。

なるほど、確かに視野の左右は普通のサングラスと同じではある。ただ、これを付けながら歩くことは難しそうだ。製造物責任法の観点から言っても、あまりこれを付けて外出することを推奨しないほうがいいのではないだろうか。店が出すコーヒーが熱いと1億円の支払いが認められる国でもある。

http://www.myvu.com/HomePage.html

とある会場でのパーティ。20人くらいはいるだろうか。一眼レフは持ってきたものの、全員が整列して納まるような撮影タイムをとる雰囲気でもない。ワイン片手に談笑する連中を、ひな壇に載せて撮影するのも興ざめというもの。このようなシーンに度々苦労した撮影者は、WEBサイトを巡回中に面白い機材を発見した。この機材はワンショットで360℃周囲を撮影できる。ただ、その機材の数々はかなり本格的な匂いを漂わせていた。パーティー用のみのために購入するにはずいぶんかさ張りそうである。

購入をためらう彼は発想を変えた。もしかしたら、これを機にパノラマ写真の第一人者として、あらたなサービスを始められるかもしれないし、趣味でも活かせると思った。彼の趣味は、もちろん写真撮影だ。彼はベトナムで死んだ戦争カメラマン、ロバート・キャパに憧れを抱いていた。写真一枚を思想や芸術の域まで持っていくという情熱に。ロバート・キャパは人物、風景、戦場とシャッターチャンスを逃さない。キャパは世界最高の写真家集団として知られる「マグナム・フォト」の創設期の1人でもある。撮影に斬新な構図を取り入れる彼が生きていたならば、この器具を大きなバックの中に潜ませていたに違いない。$749.95 。

http://www.kaidan.com/Detail.bok?no=101

32GBのiPod touchが発売。

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appleのiPod touchが32GBまで拡張された。製品ラインナップは8/16/32GBの3ラインとなる。iPhoneも16GBへと拡張。価格を刻んで、シェアを広げる。金持ちから小金持ちまで、幅広くユーザーを増やしていく王道な作戦である。しかるに筆者は直前の段階にtouchの8GBを購入してしまっている。「後悔先に立たず」とはこの事で、一番買ってはいけない時期に買ってしまったことになる。株価が天井にある時に購入し、底値にある時に売ってしまうような見事な「損益」であった。しかも8GBユーザーは明らかに、16GBユーザーには引け目を感じ、今回の32GBユーザーというプラチナユーザーの出現にはますます頭が上がらないのである。実際使った感じでは、8GBで充分である。と負け惜しみを言ってみる。

しかしながら、容量の拡張にはもう一つの伏線があると思われる。2月中にiPod touch開発用のSDK(開発ツール)が公開される。これは、iPod touch用のソフトが一気に増えることを意味する。これを商売にしようと目論むプログラマーや個人用にカスタマイズしたツールを持ち歩きたいというサンデー/サタデープログラマーも増える。touchをいじっているとガンガンダウンロードしたくなる気分になるものだ。容量が必要となってくるのであり、これを見越した増量でもあると思われる。

http://www.apple.com/ipodtouch/whatsnew.html

ユーティリティプレーヤー。聞こえはいいが、要は使いまわされるだけの機材。ユーザーから見れば安いです。30ドルでアロマポッドとAM/FMラジオ、スピーカー、さらに色調の変わるLEDライト。涙ぐましいほど多機能でありながら、30ドル。製造元が中国だからでしょう。まあ、俺は60ドルくらいは払ってやりたい。それぐらいの価値でも売れるものだとは思う。大局的にみるとダンピングは誰にとっても得にならない。

http://usb.brando.com.hk/

ファッション誌、ELLEが主催するELLE Style Awards 2008においてモデルのアイテムとしてegoの革張りのノートPCがお披露目された。egoは高級路線で売っているノートPCで毛皮や革張りの高級素材で包まれたノートPCを販売している。

http://www.ego-lifestyle.com/

出版界全体の最近の傾向として、継続的に言われていることがある。雑低書高。

雑誌はインターネットや携帯の普及に、より影響を受けやすく、書籍はまとまった調べ物や、落ち着いて読むという役割は未だ継続で微増の傾向にある。では書籍はどうなのだろうかと戦後の書籍のベストセラーを調べてみた。

1 窓ぎわのトットちゃん 講談社 579万部 1981年

2 ハリー・ポッターと賢者の石 静山社 506万部 1999年

3 五体不満足 講談社 477万部 1998年

4 バカの壁 新潮社 419万部 2003年

5 脳内革命 サンマーク出版 410万部 1995年

6 日米会話手帖 誠文堂新光社 360万部 1945年

7 チーズはどこへ消えた? 扶桑社 350万部 2000年

8 気くばりのすすめ 講談社 332万部 1982年

9 世界の中心で、愛を叫ぶ 小学館 321万部 2004年

10 冠婚葬祭入門 光文社 308万部 1970年

引用 日本著者販促センター

http://www.1book.co.jp/cat_88.html

あくまで、売り上げベストセラーを並べてあるだけなので断定的では無いがバブル期(1986-1991)には一冊もランクしない。むしろ崩壊後の氷河期ともいえる時期にベストセラーが集中している。ひとつの演繹的仮説として、「景気が良いと本を読まず、景気が悪いと本を読む」が成り立つのかと。その現実的背景として、景気が良い時期は、やはり外に出るものだ。飲みにいく機会やカラオケ、クラブ、旅行と。景気が悪い時期は節約する。小説一冊、文庫本一冊の値段は時間を潰すには安いものである。

北京五輪以後に起こるであろう中国バブル崩壊を見据えている経済学者は多い。秒読み段階に入っている。それを見据えてなのかは知らないが、IT業界でも電子ブックに本格的に乗り出している。

ソニーもデジタルブックに参戦を発表した。http://ebookstore.sony.comを柱に独自の端末The Reader Digital Bookを発表した。最近発表されたamazonと全く同じビジネス展開の発表であり、書籍ビジネスをインターネット・雑誌ビジネスとは対極の構造と見ている節がある。The Reader Digital Bookは片手で持つことができるハードウエアでインクは日光の下でもギラツカナイ。amazonのkindleよりもスマートな出来であるような気がする。ソニーにビジネスの先を読む力があるのかどうか試されるところだ。

http://www.sony.com/SCA/press/080131.shtml

まず無くしたら困るものにタグを付ける。たとえば、財布とかキーとか場合によっては猫の首輪。親機のモニターでこれを探知すると物陰に隠れてしまった財布などを2.5cmの範囲まで的確に誘導してくれる。親機とタグは183m離れても信号キャッチすることができるという。物忘れが激しい人は、この商品でしっかりタグ付けすることをお勧めする。たった169ドルの商品ながら、かなり機能的な製品。

http://www.loc8tor.com/

マイクロフィルム。長期保存に適したフィルムで500年の寿命があるという。マイクロフィルムを強力に推し進めるごく一部の陣営は、デジタルメディアでの保存性との差として、デジタル化されたデータは500年後にそれを読み出すハードウエアが無いと意味が無い、しかるにマイクロフィルムはアナログ情報なので拡大すればハードウエアが無くても良いと論じる。彼らが想定するのは核戦争などによる文明消失も含まれるのかもしれない。もしくはEMP爆弾などによる、電子機器破壊。そんな場合でもこのケース型マイクロフィルムリーダーさえあれば、過去の人類の営みを継承することができるということか。壮大なスケールの人生観をお持ちの方は、購入するのも面白いのかも。

http://www.eyecom.com/Readers.html

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