Sony Ericssonの新ブランド端末「X1」
同社では初のスライド式携帯端末「X1」。見た目もまあかっこいいし、タッチパネルにも対応しているようだし、Windows MobaileなのでOutlookでのスケジュール管理などもできるのでそれなりにいいとは思うのだが。2008年の後半から使える地域もあるという。やはりiPhoneやiPod Touchが既に存在していることを鑑みるに、インパクトは薄い。
昔、Sony商法と松下商法という言葉をよく聴いた。「Sonyは新しい商品を出すが失敗もある。松下は新しい商品は出さないが手堅い商品を構築する。」この二者択一を持ってSonyか松下を選択するのは、抽象化された話である。より論理的な目的遡及を行えば、
A.Sonyは新しい商品を出す。
B.Sonyは失敗もある。
C.松下は新しい商品を出さない
D.松下は手堅い商品を構築する。
の4つの因子に分解される。おそらく最も目的に適うのは、A.D.の組み合わせである。そんなことは当たり前だ。これもよく耳にする。ただ大事なのは勝手に頭の中で二者択一の条件を作り出していないか?と検証すること。確率を出すのに分母を限定していないか?を検証することだ。サイコロの目の確立を六分の一と断定できるのは、分母が六であることがある程度、明白だからである。分母を探し出すことを蔑ろにできない。今回のSonyの商品はA.ではなく、D.なのである。

